甲状腺って何をしているの?
甲状腺の問題が、眼の痛みに関係していることがあるのを知っていますか?甲状腺は首にある小さな臓器ですが、体全体に大きな影響を与えるため、眼に不調が現れることもあります。このページでは、甲状腺と眼の痛みの関係について、わかりやすく説明します。
甲状腺って何をしているの?
たとえるなら、甲状腺は「体のエンジンオイル」のようなもので、これが不足したり、逆に多すぎたりすると、エンジン(体)がうまく動かなくなり、眼にも不調が現れることがあるのです。
どうして甲状腺の問題で眼が痛くなるの?
たとえるなら、エンジンが過熱してしまい、その熱が別の部品(眼)にも伝わって不具合が起きるような感じです。
眼の痛みを感じたらどうしたらいいの?
たとえるなら、エンジンの異常を感じたら、すぐに整備士に見てもらうのと同じように、体や眼の不調も早めに医師に相談することが大切です。
甲状腺眼症の治療方法
当院でのサポート
当院では、甲状腺眼症を含む甲状腺疾患に対して、専門的な診断と治療を提供しています。甲状腺の異常は全身に影響を与えることがあり、眼の痛みや違和感が甲状腺の異常を示すサインであることも少なくありません。当院では、甲状腺と眼の関係性を理解した専門医が、患者様一人ひとりに適した治療を行っています。
専門的な診断
甲状腺眼症の診断には、内分泌内科と眼科の両方の視点が重要です。当院では、甲状腺ホルモンの状態を確認するための血液検査や、眼の異常を詳しく調べるためのCTやMRIなどの画像検査を行い、総合的な診断を行うため、専門機関をご紹介します。
フォローアップと長期的なサポート
甲状腺眼症は慢性的な疾患であり、治療後も定期的なフォローアップが必要です。当院では、患者様の状態を継続的にモニタリングし、甲状腺ホルモンのバランスや眼の症状が安定しているかを眼科の先生方と協力して確認します。治療後も安心して生活を送れるよう、全力でサポートいたします。
眼の痛みや違和感を感じた場合、甲状腺の問題が関係しているかもしれません。お悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。経験豊富な医師が、適切な診断と治療を提供いたします。
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監修者プロフィール
院長 山田 朋英 (Tomohide Yamada)
医学博士 (東京大学)
山田院長は、糖尿病・甲状腺・内分泌内科の専門医であり、東京大学で医学博士号を取得しています。東大病院での指導医としての経験や、マンチェスター大学、キングスカレッジロンドンでの客員教授としての国際的な研究経験を持ち、生まれ故郷の蒲田でクリニックを開院しました。
**資格・専門性**
- 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医・研修指導医
- 日本内科学会 総合内科専門医
豊富な臨床と研究の経験を活かし、糖尿病や甲状腺疾患における最新の治療を提供しています。