よく検査される尿検査というものには、尿定性検査、尿沈渣というものがあります。
基本的には、尿コップの1番下のラインか2番目のライン(25〜50ml)まで採尿していただければ検査には、かなり十分な量です。
尿が出ない、という方へ向けて尿検査の最低量をお伝えします。
・尿定性→最低量1ml程度
試験紙に尿をつけ試験紙の色の変化を見る検査です。試験紙につけられるだけの量があれば足ります。ですので、最低1ml程度で検査可能です。小さじ一杯で約5mlですので、かなり少ない量でも検査可能です。
・尿沈渣→最低量10ml
尿を遠心機にかけ、顕微鏡で沈渣部分を見る検査になります。尿中の細胞成分や、結晶などを目視で確認します。尿量が10mlほど必要になります。ただし、尿が10mlなければ絶対に検査できないというものではないのでスタッフにお尋ね下さい。