答え
糖尿病そのものが遺伝するわけではありませんが、たしかに糖尿病になりやすい体質は遺伝する場合があります。ご本人様が糖尿病で、遺伝も関係するとのことなので、その家族が今後糖尿病になるのではないか、心配される方、または親御様が糖尿病で、今後自分も糖尿病になるのではとかなり心配されている方も多いです。
通常は年に1~2回、血糖値や検尿の検査を受けていれば充分と思います。ただし、糖尿病になってしまっていても、ごく初期には、空腹時に検査をすると血糖や尿糖が正常の場合があります。
ですので、糖尿病の早期発見のためには、わざと食後に健診を受けることをおすすめします。また、健診の結果で要注意などの指示が出たら、絶対にそのままにせず、すぐに再検査や精密検査(ブドウ糖負荷試験など)を受けることが大切です。
糖尿病は遺伝するのでしょうか?甲状腺・糖尿病代謝の臨床検査その10
2023.04.05