バセドウ病ってどんな病気?
バセドウ病は完治できる?
たとえるなら、バセドウ病は「暴走するエンジンを修理してスピードを抑える」ようなものです。しっかり修理ができれば、エンジン(甲状腺)は正常に動き続けることができますが、定期的なメンテナンス(治療)が必要なこともあります。
厚生労働省 - 甲状腺の病気に関する情報
日本甲状腺学会 - 甲状腺疾患について
日本内分泌学会 - 甲状腺疾患について
バセドウ病の治療方法
どの治療法が適しているかは、医師と相談して決めます。治療を続けることで、多くの患者さんが症状をコントロールし、元気な生活を取り戻すことができます。
治療後のメンテナンス
当院でのサポート
当院では、バセドウ病の診断・治療から治療後のフォローアップまで、総合的なサポートを提供しています。バセドウ病の患者様一人ひとりに合わせた治療プランを立て、専門的な診療を通じて症状の改善と再発予防を目指しています。以下に、当院でのサポート内容を紹介します。
1. 専門的な診断
当院では、血液検査や甲状腺の超音波検査を用いて、甲状腺ホルモンのレベルや甲状腺の状態を詳細に確認します。初期の段階での診断が重要であり、早期発見を目指して検査を行っています。30分から40分で迅速で甲状腺ホルモンの結果が分かる機械を導入しております。
2. オーダーメイドの治療プラン
バセドウ病の治療は、患者様の症状や生活スタイルに合わせたオーダーメイドのプランが重要です。当院では、抗甲状腺薬、放射性ヨウ素療法、手術の中から最適な治療法を選び、効果的な治療を提供します。治療中も定期的に症状をモニタリングし、必要に応じて治療プランを調整します。
3. 継続的なフォローアップとメンテナンス
バセドウ病は治療後も継続的な管理が必要です。当院では、治療後の患者様に対しても、定期的な血液検査と診察を通じて、健康状態を確認し、再発予防に努めています。患者様の生活習慣の改善や健康維持のためのアドバイスも行い、長期的な健康サポートを提供します。
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まとめ
バセドウ病は、甲状腺が過剰にホルモンを分泌する自己免疫疾患で、慢性的な病気です。完治が難しい病気ではありますが、適切な治療を通じて症状をコントロールし、日常生活を快適に過ごすことが可能です。抗甲状腺薬、放射性ヨウ素療法、手術などの治療法を用いて、甲状腺ホルモンのバランスを整えることができます。
治療後も定期的なフォローアップと健康管理が重要であり、再発リスクを最小限に抑えるために医師との連携が必要です。当院では、バセドウ病に対する専門的な診療とサポートを提供しており、患者様一人ひとりに合った治療プランを通じて、健康をサポートしています。バセドウ病に関するお悩みや疑問がある方は、ぜひ当院にご相談ください。
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監修者プロフィール
院長 山田 朋英 (Tomohide Yamada)
医学博士 (東京大学)
山田院長は、糖尿病・甲状腺・内分泌内科の専門医であり、東京大学で医学博士号を取得しています。東大病院での指導医としての経験や、マンチェスター大学、キングスカレッジロンドンでの客員教授としての国際的な研究経験を持ち、生まれ故郷の蒲田でクリニックを開院しました。
資格・専門性
- 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医・研修指導医
- 日本内科学会 総合内科専門医
豊富な臨床と研究の経験を活かし、糖尿病や甲状腺疾患における最新の治療を提供しています。