甲状腺の病気、どこで治療すればいい?内分泌内科について

東京で内分泌内科を探している方へ

東京に住んでいる方や、甲状腺やホルモンバランスに不安を抱えている方へ。体調の変化や不調に気づいたら、早めに専門医の診察を受けることが大切です。特に甲状腺は、体のエネルギーをコントロールする重要な臓器であり、その機能に異常が生じると、全身にさまざまな影響が及びます。東京には、内分泌疾患を専門に診る多くのクリニックがありますが、どのクリニックを選ぶか迷う方も多いでしょう。

甲状腺やホルモンバランスに異常があると、日常生活が大きく乱れる可能性があります。例えば、慢性的な疲労、体重の急な増減、気分の浮き沈み、冷えや発汗といった症状が見られます。これらの症状は、内分泌系の問題が原因であることが多く、自己判断だけでは対処しきれない場合もあります。

当院では、内分泌内科専門医が甲状腺をはじめとするホルモンに関連した病気の診断・治療を行っています。医療技術を駆使し、患者様一人ひとりに合わせた治療プランを提案します。甲状腺に関する不安や疑問がある方、また体調に変化を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。東京で内分泌内科をお探しの方には、私たちのクリニックが最適な治療を提供いたします。

内分泌内科って何?

内分泌内科は、体内でホルモンの生成や分泌を司る臓器に関連する疾患を専門的に扱う診療科です。ホルモンは、体のさまざまな機能を調整するために不可欠な物質で、エネルギー代謝、体温調節、成長、免疫機能、さらには精神的な健康に至るまで、体内の多くのプロセスに深く関わっています。内分泌内科が扱う主な臓器には、甲状腺、副腎、膵臓、下垂体などがあります。

例えば、甲状腺はエネルギー代謝の調整に重要な役割を果たしており、ホルモンのバランスが崩れると、体重が増加したり減少したり、極度の疲労感を感じたりします。副腎はストレスに対する反応を調整し、膵臓は血糖値を制御するインスリンを分泌します。これらの臓器が正常に働かないと、日常生活に支障をきたすような症状が現れるため、内分泌内科の専門医による診断と治療が必要です。

たとえば、甲状腺が正常に機能していない場合、体全体のエネルギーバランスが乱れ、さまざまな症状が現れます。内分泌内科では、こうしたホルモンバランスの乱れを正確に診断し、適切な治療法を提案します。ホルモンの働きを改善することで、患者様が再び健康な日常生活を送れるようサポートしています。

甲状腺の病気にはどんなものがあるの?

甲状腺の病気にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる症状や治療法が必要です。代表的な甲状腺疾患には以下のものがあります。

橋本病(甲状腺機能低下症)

橋本病は、自己免疫疾患の一種であり、体の免疫システムが誤って甲状腺を攻撃することで発生します。これにより、甲状腺ホルモンの分泌が低下し、体全体の代謝が遅くなることで、以下のような症状が現れます。

- 慢性的な疲労感
- 体重増加
- 便秘や冷え性
- 皮膚の乾燥や抜け毛
- 無気力感や抑うつ

橋本病は、特に中高年の女性に多く見られる病気で、ホルモン補充療法が一般的な治療法です。この治療により、甲状腺ホルモンの不足を補い、症状の改善を図ります。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)

バセドウ病は、甲状腺が過剰にホルモンを分泌することによって発生します。この病気もまた自己免疫疾患の一つで、免疫系が甲状腺を刺激し続けるためにホルモンの分泌が制御不能になるのです。バセドウ病の症状には次のようなものがあります。

- 急激な体重減少
- 異常な発汗や動悸
- 不安感やイライラ
- 震え(特に手)
- 睡眠障害

バセドウ病の治療には、甲状腺機能を抑える薬物療法や、放射線療法、場合によっては手術が用いられます。早期治療が重要であり、放置すると心臓や骨に影響を与えることがあります。

甲状腺結節

甲状腺にできる腫瘤(しこり)で、良性のものもあれば、悪性(甲状腺がん)のものもあります。甲状腺結節が見つかった場合、超音波検査や細胞診によって、結節が良性か悪性かを確認します。悪性の甲状腺結節が見つかった場合、早期に適切な治療を行うことで良好な予後が期待できます。

これらの甲状腺疾患は、どれも早期発見が非常に重要です。体調の変化に気づいたら、早めに専門医の診察を受けることが推奨されます。

 

どうして内分泌内科が必要なの?

甲状腺の病気やその他のホルモン異常は、体全体に広く影響を与えるため、専門の内分泌内科での診察が必要です。特に甲状腺ホルモンのバランスが崩れると、体の代謝が大きく乱れ、慢性的な疲労、体重の増減、精神的な不安定さなど、さまざまな不調が現れます。ホルモンバランスの乱れは、自己判断だけでは対処が難しいため、専門医による適切な診断と治療が求められます。

内分泌内科では、血液検査や超音波検査を通じて、甲状腺ホルモンの状態を詳細に評価します。その後、ホルモン補充療法や、ホルモンの分泌を抑える治療が行われます。これにより、患者様のホルモンバランスを整え、日常生活の質を向上させることができます。

特に東京のような都市部には、内分泌内科の専門クリニックが多数存在します。適切な治療を受けることで、甲状腺の問題を早期に改善し、体のエネルギーバランスを取り戻すことが可能です。内分泌内科の専門医による診察と治療は、長期的な健康管理において非常に重要です。

当院でのサポート

 

当院では、甲状腺やその他の内分泌疾患に関する専門的な診断と治療を提供しています。経験豊富な内分泌内科医が、医療知識と技術を駆使して、患者様一人ひとりに合わせた治療プランを作成します。

専門的な検査

甲状腺の状態を正確に

把握するために、当院では血液検査、超音波検査(エコー)などの検査を行っています。これにより、甲状腺ホルモンの分泌状態や、結節の有無を正確に診断し、最適な治療方針を決定します。

個別対応の治療プラン

診断結果に基づいて、患者様に最も適した治療プランを提案します。また、治療後のフォローアップにも力を入れており、患者様が安心して治療を継続できるようサポートいたします。

長期的なフォローアップ

甲状腺疾患は慢性的なものが多いため、定期的な検査と診察が必要です。当院では、患者様の体調や治療の進行状況を継続的にモニタリングし、長期的な健康管理を行います。初診から治療後のフォローアップまで、常に患者様の健康を第一に考えたサポートを提供しています。

甲状腺に関するお悩みや症状がある方は、ぜひ当院にご相談ください。信頼できる内分泌内科の専門医が、あなたの健康を全力でサポートいたします。

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監修者プロフィール
院長 山田 朋英 (Tomohide Yamada)
医学博士 (東京大学)

山田院長は、糖尿病・甲状腺・内分泌内科の専門医であり、東京大学で医学博士号を取得しています。東大病院での指導医としての経験や、マンチェスター大学、キングスカレッジロンドンでの客員教授としての国際的な研究経験を持ち、生まれ故郷の蒲田でクリニックを開院しました。

**資格・専門性**
- 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医・研修指導医
- 日本内科学会 総合内科専門医

豊富な臨床と研究の経験を活かし、糖尿病や甲状腺疾患における最新の治療を提供しています。

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